アプリ+ウェブ プロパティの「ファイルダウンロード」を理解する
App+Web プロパティでは「ファイルダウンロード」の計測を自動で行ってくれます。
利用を出来るようにするためのプロパティ作成時の設定方法は以下の記事をご覧ください。
設定した「ファイルダウンロード」はどういったデータが取得され、どこでレポートを見ることが出来るのか。その内容を紹介していきます。
ファイルダウンロード検索の仕様
ファイルダウンロードはクリックしたリンクの拡張子によって、イベントとして計測されるかが決まります。デフォルトで計測が行われるものは以下の通りです(具体的な拡張子に関しては公開されていませんが、実際に計測されている内容から判明したものを随時反映していきます)。
ドキュメント
テキスト
実行可能
プレゼンテーション
圧縮ファイル
動画
音声
リンクごとに取得されるパラメータは以下の通りです
file_extension (ファイルの拡張子)
file_name(ファイル名 ※リンクのドメイン以降の部分)
link_classes(リンクに設定されているclassの値)
link_domain(リンクのドメイン名)
link_id(リンク設定されているidの値)
link_text(リンクに設定されているテキスト名)
link_url(飛び先のURL)
レポート表示時には、ページタイトルや他の変数との掛け合わせなども可能です
確認できるレポート
すべてのイベントのレポートをまずは開いてください。
この中にある「file_download」をクリックすると詳細レポートが表示されますので、確認をしてみましょう。
上記の例では上段の3つのパラメータが「LINK_TEXT」「LINK_URL」「PAGE_LOCATION」となっています。
下段の3つのパラメータが「FILE_EXTENSION」「PAGE_TITLE」「FILE_NAME」となっています。
※このレポートで出てくる項目に関しては、「すべてのイベント」の「パラメータ レポートを編集」で設定した項目が出てきます。設定方法については以下の記事をご覧ください。
変数同士の掛け合わせは分析レポートの方で行いましょう。よく使いそうなのがファイル名(FILE_NAME)とページURL(PAGE_LOCATION)あたりになるかと思います。